[アップデート] AWS Service Quotas を使用してAmazon Connect リソースに適用されたクォータの可視化、引き上げリクエストがサポートされました – Amazon Connect アドベントカレンダー 2023 –

[アップデート] AWS Service Quotas を使用してAmazon Connect リソースに適用されたクォータの可視化、引き上げリクエストがサポートされました – Amazon Connect アドベントカレンダー 2023 –

Clock Icon2023.12.12

こんにちは。
繁松です。

Amazon Connect アドベントカレンダー 2023、12日目の記事です!

クラスメソッドとギークフィードさん、スカイアーチHRソリューションズ さんの有志が募ってチャレンジしている企画になります。

(アドベントカレンダーのカレンダー一覧はこちら↓)

はじめに

少し前になりますが、2023年11月17日のアップデートでAWS Service Quotas を使用してAmazon Connect リソースに適用されたクォータの可視化とクォータの引き上げリクエストが可能になったので紹介します。

なにが嬉しいのか

  • リソースレベルの項目のクォータ値の確認、引き上げリクエストができるようになりました!!

これまでもアカウントレベルの項目(Amazon Connectインスタンス数など)はAWS Service Quotas から適用されたクォータ値の可視化ととクォータの引き上げリクエストが可能でした。
ですが、リソースレベルの項目はクォータ値の確認が出来ず、同時通話数のクォータを確認するにはCloudWatchメトリクスから確認できる値を計算して、同時通話数のクォータ値を確認する必要がありました。
CloudWatch メトリクスを使用した同時通話のクォータの計算

また、クォータの引き上げリクエストには、AWSサポートケースの起票が必要でした。
(弊社メンバーズのお客様はメンバーズポータルからの申請が必要でした。)

今回のアップデートでAWS Service Quotas からリソースレベルのクォータ値の確認、引き上げリクエストが可能になり、必要なリソースが確保できるかどうかを把握や、クォータの引き上げリクエストが簡単にできるようになりました。

AWSコンソールから確認,引き上げリクエストしてみた

Amazon Connectを利用する際に確認した方が良い、以下のサービスクォータの確認と引き上げリクエストについてやってみます。

  • 同時呼び出し数(Concurrent active calls per instance);10
  • 電話番号数(Phone numbers per instance):5
  • ユーザー数(Users per instance):500

AWSコンソールから[Service Quotas][AWSのサービス]を開き[Amazon Connect]を検索し選択します。

同時呼び出し数(Concurrent active calls per instance)

クォータ値の確認

クォータ名で[Concurrent active calls per instance]と検索し開きます。

Amazon Connectインスタンス毎に適用されたクォータ値を確認出来ます。

引き上げリクエスト

クォータ値を引き上げたいインスタンスにチェックを入れ[リソースレベルでの引き上げをリクエスト]を選択します。

変更したいクォータ値を入力し、リクエストします。

電話番号数(Phone numbers per instance)

クォータ値の確認

クォータ名で[Phone numbers per instance]と検索し開きます。

Amazon Connectインスタンス毎に適用されたクォータ値を確認出来ます。

引き上げリクエスト

クォータ値を引き上げたいインスタンスにチェックを入れ[リソースレベルでの引き上げをリクエスト]を選択します。

変更したいクォータ値を入力し、リクエストします。

ユーザー数(Users per instance)

クォータ値の確認

クォータ名で[Users per instance]と検索し開きます。

Amazon Connectインスタンス毎に適用されたクォータ値を確認出来ます。

引き上げリクエスト

クォータ値を引き上げたいインスタンスにチェックを入れ[リソースレベルでの引き上げをリクエスト]を選択します。

変更したいクォータ値を入力し、リクエストします。

さいごに

このアップデートで、現在の設定値の確認や今までサポートケースを起票して行っていたクォータの引き上げもかなり効率よく実施できるようになったと思います。

参考

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